この記事では、母乳を増やすには?足りない原因と7つの対策方法について書かれています。
こんな悩みを解決します。
この記事でわかること
- 母乳が増えない5つの原因
- 母乳を増やす7つの対策方法
- 母乳を即効増やす3つの方法【体験談】
この記事を書くわたしは、完母経験のある2児の母です。
1人目のときに約6ヶ月も母乳が出なくて、めちゃくちゃ悩んだ時期がありました。
毎日3時間おきで授乳しているのに全然増えない。
それに子どもの体重も日によっては減るなど、精神的に病んだ時期もあったくらいです。
今回は、母乳が増えずに悩んだわたしがどのように完母まで持っていったのか。足りなかった原因と7つの対策方法について解説していきます。
読み終えることで、あなたも「母乳が出ない」から解放されるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
この記事の内容
母乳が増えない?足りない原因
5つ母乳が増えないにはある5つの原因があります。
それは以下のとおりです。
- ストレス
- 食事量が少ない
- 授乳間隔が長い
- 吸わせかたが悪い
- 乳腺が開いていない
これらは実際に母乳が出なかったときの症状ですね。
順に解説します。
母乳が足りない原因1)
ストレス
母乳が足りない原因ひとつめはストレスです。
産後すぐから赤ちゃん優先の生活になるので、自由がなくなるんですよ。
好きな時間に寝られないし、食事も自由にとれない。お風呂でさえ入れないこともありました。
それによって気付かぬうちにキャパオーバーしてしまって、母乳がでませんでした。
母乳が足りない原因2)
食事量が少ない
母乳が足りない原因2つ目は食事量が少ないことですね。
先ほどいったように、産後は好きな時間に食事をとることができないんです。
「気付くとお昼がすぎていた…」なんてことしょっちゅうあるので、そのまま食事を抜くこともあったんですよね。
しかし、これがよくなかった。
つまり、きちんと食べていなかったから母乳がでなかったということです。
母乳が足りない原因3)
授乳間隔が長い
母乳が足りない原因3つ目は、授乳間隔が長いことですね。
たとえば、生後3ヶ月未満なのに2時間おきで授乳しているなど。
じつはこれが母乳が増えない原因です。
そもそも母乳は、吸わせることによって分泌量が増えていきます。
そのときに授乳間隔が長いと「母乳が作られなくなる」ということですね。
母乳が足りない原因4)
吸わせかたが悪い
母乳が足りない原因4つ目は、授乳時の吸わせ方が悪いからですね!
それのせいで白斑(はくはん)といったおっぱいトラブルに悩みました。
きちんと乳房まで深くくわえさせることができたら、しっかり飲んでくれるので母乳が増えるようになります。
しかし、当時のわたしは吸わせ方が悪かったせいで、母乳の量が増えませんでした。
母乳が足りない原因5)
乳腺が開いていない
母乳が足りない原因5つ目は、乳腺が開いていないからですね。
乳腺とは、母乳の通り道のことです。
初産だとここが開いていないので母乳が出てこないんですよ。
開通させるにはたくさん吸ってもらうか、おっぱいマッサージしか方法がありません。
つまり、乳腺が開いている本数が少ないから母乳が増えないということですね。
母乳を増やす7つの対策方法
それは、次にある7つの対策方法を試してみましょう!
- 搾乳をする
- 頻回授乳をする
- 食事制限をしない
- 水分をしっかりとる
- 授乳時の体勢を変える
- おっぱいマッサージをする
- 間食するなら和菓子を食べる
私はこれらを試して2人とも完母で育てることができました!
詳しく解説していきます。
母乳を増やすなら搾乳しよう
母乳の量を増やすなら、手など使って搾乳しましょう。
搾乳することで、母乳の分泌量を増やすことができます。
手を使うのがしんどいなら、搾乳器をつかうのもありですね。
実際にわたしがつかっていたのはこれです。
電動でもいいですが、手動のほうがおっぱいが痛くならないのでいいかなと。
母乳を増やすなら頻回授乳をしよう
母乳の量を増やすなら、頻回授乳をしましょう!
また、「泣いたら授乳」をしていましたね!
赤ちゃんの性格によっては吸うのがニガテな子もいます。
なので、練習という意味で頻回授乳をしていました。
母乳を増やすなら食事制限をやめよう
母乳の量を増やすなら、食事制限をやめましょう!
というのも、産後ダイエットをしたいからといって極端に食事を抜く人がいるんですよね。
それをすると母乳がでなくなるので、絶対にやめてくださいね。
なぜなら、完母になると1日授乳するだけで約700~800カロリー消費されるからですね。
運動でたとえるなら、ビリーズブートキャンプを毎日2時間やるのとほぼ同じくらいかと。
もし食事制限をしているのなら今すぐやめて、しっかり食べるように心がけましょう!
そうすることで母乳の量が増えていきます。
母乳を増やすなら水分をしっかりとろう
母乳を増やすなら、水分をしっかりとりましょう!
そもそも母乳は血液から作られています。
水分をとることで血流がよくなるので、母乳の分泌量が増えていくんですね!
ただ、水やお茶だと飽きてきます。
そんな時にわたしが飲んでいたのがたんぽぽコーヒーです。
元々コーヒーが好きだったので、飽きることなく飲み続けることができましたね!
なので、母乳を増やしていきたいのなら水分をしっかりとるように心がけましょう!
レビュー記事森下薬農園たんぽぽコーヒーの口コミ評判!体験と解約方法も解説
母乳を増やすなら授乳時の体勢を変えてみよう
母乳の量を増やすなら、授乳時の体勢を変えてみましょう。
たとえば横抱き、添い乳、ななめ抱きなど。
様々な方向から吸わせることで、乳房が刺激されて乳腺が開いていきます。
いつも同じ体制で与えているひとは、体制を変えて授乳をしてみましょう!
母乳を増やすならおっぱいマッサージをしよう
母乳の量を増やすなら、おっぱいマッサージをしてみましょう!
外側から乳首に向かって優しくなでる感じでOKです。
血行を良くすることで、母乳の量が増えていきます。
また、乳腺を開かせるためにも乳首の先も一緒にほぐしてくださいね。
柔らかくすることで赤ちゃんがくわえやすくなるので、しっかり吸ってくれるようになります。
母乳を増やすなら間食時に和菓子を食べよう
母乳の量を増やすなら、間食するときに和菓子を食べましょう!
なかでもオススメなのは、おはぎや三色団子ですね!
個人差があるかもですが、わたしの場合はこの2つを食べるとおっぱいの張りを感じました。
育児中はストレスがたまりがちです。
発散するためにもし間食をしているのなら、洋菓子ではなく「和菓子」を食べることで母乳が増えるのを感じますよ!
母乳を増やす方法は?即効性あるものを教えて!
はい、私が感じた「おっぱいがすぐに張る!」とおもった方法は以下の3つです。
- 白ご飯をたべる
- お餅類をたべる
- たんぽぽコーヒーを飲む
順に解説します。
母乳を即効増やす方法1)
白ご飯をたべる
白ご飯を食べることでおっぱいがよく張るのを感じました。
食事する時も毎回白ご飯おかわりしていたんですが、食べた後すこししたら「ツーン」と張るのを感じました。
「あっ今母乳が作られている!」というのが分かりましたよ!
母乳を即効増やす方法2)
お餅類をたべる
お餅を食べるとおっぱいが張りやすいというのは昔から言われていますよね。
お米から作られているものを口にすると、即効性があるのかもしれないですね!
母乳を即効増やす方法3)
たんぽぽコーヒーを飲む
たんぽぽコーヒーを飲むとおっぱいの張りが強く感じました!
ただ、冷たいものより温かいほうがよく張りましたね。
普通の水やお茶を飲んだときよりも、たんぽぽコーヒーを飲んだときのほうがツーンと張るのを感じましたよ!
レビュー記事森下薬農園たんぽぽコーヒーの口コミ評判!体験と解約方法も解説
「母乳が増えない…」増やすのに意識すべきこと
ここまで母乳を増やしかたについてお話しましたが、それでも増えないことってありますよね。
そんなあなたに意識してほしいことが3つあります。
- 子どもと一緒にねること
- 自分は自分!他と比べないこと
- 周りのはなしを鵜呑みにしないこと
精神論の話なんですけど、母乳を増やすためにはわりと重要かと。
順に解説していきますね!
子どもと一緒にねること
出産してからすぐに赤ちゃんのお世話が始まりますよね。
性格によってはずっと泣き続ける子もいるので、ママはまとまって寝ることができません。
なので、赤ちゃんが寝た時に一緒にねるようにしましょう!
睡眠時間が短いと短気になりやすいですし、イライラすると母乳に悪影響です。
子どもが寝たら一緒に寝るようにしてくださいね!
自分は自分!他と比べないこと
授乳に関しては他の人と比べないようにしましょう。
そもそも、2時間おきの授乳で母乳が増えるママもいるし、30分おきじゃないと増えないママもいるんです。
あなたはあなたのやりかたでOK。
周りのはなしを鵜呑みにしないこと
母乳育児について、周りのはなしを鵜呑みにしないようにしましょう。
なぜなら、その通りにすると、母乳がでなくなる可能性があるからです。
先輩ママや助産師さんのアドバイス、育児本などはあくまでも「例のひとつ」。
すべて言われたとおりにやるのではなく、自分のやり方にプラスとして取り入れるだけでOKです。
鵜呑みにしたことで子どもの体重が減ってしまった
じつは私も周りのはなしを鵜呑みにして、授乳間隔を長くしたんですよ。
その結果、母乳の分泌が悪くなり子どもの体重が減ってしまったんです。
それから間隔をみじかく戻したら(頻回授乳)どんどん増えていきました。
すべてこれのせいというわけではありません。
アドバイスをしてくれるのもありがたいのですが、それが全て正解とは言えないんですよ。
母乳がどうしても増えないときにすること
これらを実践しても、母乳が増えないこともあります。
その場合はつぎの2つを試してみましょう。
- ミルクに頼る
- 母乳外来に行く
ミルクに頼る
母乳の量がふえないと感じるのならミルクに頼るのもありです。
ただ、増やしすぎると母乳の量が増えなくなるので、先におっぱいを吸わせてからミルクを足すようにしてくださいね!
母乳外来に行く
母乳外来へいくと、母乳の分泌量が増えますよ!
理由は、乳腺が開いてくれるからですね。
とはいえ、行くことによって母乳の量が増えるし、なんなら相談にも乗ってくれるので精神面はかなり安定するかと!
母乳育児はストレスに左右されやすいです。
そんな時こそ母乳外来に足を運んで育児相談などしてみましょう!
母乳を増やすには「仕方ない」と諦めることが大切
今回は、母乳を増やすにはどうするのか、足りない原因と7つの対策方法について解説しました。
どんなことでも始めはうまくいかないので、練習する必要があります。
それは母乳育児も同じです。
それでもひらすら授乳をし続けた結果、だんだん乳首をくわえるのがうまくなっていったんですよ。
しょっぱなから母乳が出る人なんていないです。いたら超人です(笑)
はじめから出ないものと諦めることで、ストレスと感じずに授乳ができるようになります。