この記事では母乳はいつまで免疫があるのかについて解説しています。
病気にかかりにくくなるって本当?
免疫がなくなった後はいつまで飲ませるべき?
こういった疑問にお答えします。
この記事を書くわたしは2人の子どもを完全母乳で育てた経験があります。
当時見ていた育児本によると、「母乳は免疫があるから病気にかかりにくい」と書かれていたので、必死に母乳を与えていたんですよね。
しかし、母乳で育てたからと言って病気にならなかったわけではありません。下の子なんてしょっちゅう風邪っぴきでしたから…。
そこで今回は母乳はいつまで免疫があるのか、なくなっても続ける必要があるのかについて解説します。
読み終えることで、母乳育児はいつまで続けるべきか判断することができます。
この記事の内容
母乳の免疫はいつまであるの?
母乳には、産後1年経っても免疫が含まれていると言われています。
出産後 1 年以上経っても、母乳には免疫はもちろん栄養的価値も十分あります。
【引用元:日本助産師会】
ちなみにわたしが出産した産院では「免疫のピークは産後3ヶ月くらい、そこから横ばいして徐々に低下していく」と教えてもらいました。
なので、母乳の免疫が気になる方は最低3ヶ月までを目安に考えて与えるといいですね!
免疫が少なくなっても母乳育児の意味はあるの?
免疫が減少しても、母乳を与える意味はありますよ!
なぜなら、ママとふれあうことで赤ちゃんの精神状態が安定するからです。
授乳するときって肌同士がふれあう時間が長いし、赤ちゃんはママの心音を聞けるので精神面が安定してくれるんですね。
なので、免疫が少なくなったとしても赤ちゃんにとっては安心材料になるので意味があるということです。
母乳の免疫を考えるならいつまで飲ませるべき?
免疫だけを考えるならいつまで飲ませるべきか気になるところですが、できるなら産後6ヶ月までは与えてあげましょう。
その頃から離乳食が始まるので、食事から栄養を摂れるようになっていきます。
産院では「1年以上続けた方が良い」と教えられましたが、家庭によってはすぐ仕事復帰をするママや、自身の都合で授乳できないママもいるはずです。
免疫だけを考えるなら産後3ヶ月まででいいですが、できるなら離乳食を始める6ヶ月くらいの時期を目安に母乳育児を続けましょう。
母乳は免疫あるからといって病気にならないわけではない
ここまで母乳の免疫についてお話ししましたが、ぶっちゃけ免疫があるから病気にならないわけではないです!
実際に2人の子どもを母乳のみで育てたけど、上は胃腸炎になりやすいし、下はよく鼻水を垂らしています。
育児本では「病気に強い子になる」と書かれていたのに、ご覧の通り2人とも病気ばかりなんですよね(笑)
親からの遺伝や子どもの体質もあるので「母乳は免疫があるから強くなる」とは一概にいえないんです。
とはいえ、産院では「離乳食が始まるまで続ければ問題なし」と教えてもらったので、免疫で心配な方はその時期まで続けてみましょう!
もし母乳の量に心配なら、たんぽぽコーヒーを飲んで分泌を増やすのも1つの手ですよ!
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